豊かさの代償
最近経済的にもめざましい発展を遂げている隣の大国。
でもニュースをみると、おいおい大丈夫か~?というカンジでする。
パナマで発生した風邪薬のせき止めシロップによる大量中毒死事件。
原因はせき止めに使用されるグリセリンのかわりに、毒性のある工業用ジエチレングリコールが原料に使われていたため。結果100人以上の人々が命を落としている。
このジエチレングリコール、中国から輸出されたもの。
中国国内の化学薬品工場で製造し、高価な「99・5%純正のグリセリンですよ~」とご丁寧に偽表示をして、安いジエチレングリコールを不正輸出。
正規品より毒物の方が安いからとすり替えた?
己の儲けのためなら他人の命などどうでも良い……のだろうか。
でもって、これも中国製の話。
(毎日新聞社記事より引用)
札幌市で販売された中国製の土鍋から調理中に鉛やカドミウムが漏れ出し、鍋を輸入した新潟県の陶磁器業者が在庫として残っていた300個を自主回収していたことが24日分かった。しかし、問題の鍋は04年から今年2月までに2万2000個輸入されており、全国に出回ったまま。鉛を摂取しすぎた場合、筋肉の衰弱、脳や腎機能の障害などの被害につながる恐れがあるが、明確な法律違反ではないため回収命令は出せないというのが札幌市や新潟県の見解。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070526ddm041040055000c.html
輸出品のみならず、中国国内でも『注射液』やら『偽粉ミルク』やらが出回っているらしい。
人が口にするものに危険な毒物薬物……。
この国の安全管理はどうなっているんだろう。
こんなニュースを見てしまうと、中国製はどんなに安くても買えませぬ。
この間スーパーで3本58円の中国産長ネギ((◎_◎;) 安!!)が売っていたけど、……買わなかったよ、やっぱり。
さらに、先日テレビのニュースで見たこれまた中国の動物園の話題。
どこかの国…イギリスだったかな?の動物愛護団体が問題を提起したもの。
その内容の一つに、客が餌を買い与え、トラさんの食事シーンを見物するというものがありました。
ポイントになるのは、そのトラさんのゴハンが『生きた』牛や羊やニワトリだということ。
トラの群れに放たれた生餌の牛は逃げ惑う間もなくトラの群れの中に屈してしまう。
餌が人の手で与えられるものではなく、またあの光景がアフリカのサバンナだったなら、狩りは生きるための当たり前の手段であり、弱肉強食は自然の摂理なのだと受け入れられる。
しかしこのニュースの映像は『生きた獲物を捕らえ、食する』トラの残虐ショーでしかない。
トラの側からみれば、生きていようと死んでいようとゴハンはゴハン。
だけど、わざわざ金を払いそのショーを観覧し、興奮する人間の姿は……。
大人の、子どもの笑顔が不気味に映った。
でも大丈夫?なのは日本も同じでする。
……いや、ここ一連の事件ニュースを見ていると、中国以上にヤバイような気がとってもする。明らかに何かおかしい。
だから動物園のニュースの際、番組コメンテーターが言った『昔の日本みたいですね』の一言に至極納得してしまった。
あの狂気の映像は中国だから、ってことではないということ。
発展し豊かになっていく過程で失われていく何か、また確実に人の心を蝕んでいくものが確実に存在している。
貧困をテーマにした特集番組で、最低賃金の体験生活をした男性が「イライラして他人を思いやれなくなる」というようなことをいっていたけれど、これは人が豊かさに慣れすぎたせいもあるんじゃなかろうか?
「喉が渇いても飲むものがない」…と男性。
水道を止められているわけではあるまいに、『素直に水を飲め!』と言いたい。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 豊かさの代償(2007.05.26)

コメント